甘酸っぱく、クセになる味と香り。
阿波番茶特徴の一つですが、 発酵茶には、その製法から生まれる独特の香りがあり、よく
「普通によく飲まれる緑茶とは全くの別物の木から出来るの?」
「”阿波番茶の木”から作られているのでは?」
などのように質問されることがよくあります。もちろん、色・香り・味などそれぞれの用途に応じた品種の違いはありますが、基本的に同じお茶の木から、緑茶も紅茶もウーロン茶も、そして阿波番茶も作ることが出来ます。
awabancha.com がお送りする阿波番茶は、四国は徳島の相生町で作られています。
阿波番茶の製法は独特であり、機械化が難しく、今でもその製法のほとんどを人の手に頼っています。また、刈り取りから茶葉の漬込み、乾燥までと作業工程のすべてが重労働。後継者問題も含め、阿波番茶の生産量が年々減少する原因ともなっています。
1.茶葉の刈り取り
葉を摘むのは7月中旬頃。普通の緑茶とは違い、新芽では後の過程で行われる漬込み(乳酸発酵)で原形を保てなくなるため、成葉にまで達したものを茶の木から1枚残らず摘み取ります。
2.殺青(ゆでる)
摘んだ茶葉を大釜で茹でる。茹で始めから数分もすると緑色が消えて、薄茶色となり、やがて茶色がかった水飴のような色に変わる。
3.揉捻(荒揉み)
十分に茹でられた茶葉は大釜から取り出され、揉捻される。「葉ずり」とも呼ばれ、昔は徳島の特産品の一つでもある”藍”を揉む時の用具と同様なものが使用されていました。現在は製茶用の揉捻機が使われています。
4.漬込み
揉捻の終わった茶の葉を大きな木桶に、空気の入らないようにギッシリと詰め込む。桶の上まで漬込み、木綿の布や藁などで覆いをし、木の蓋を乗せて重石を乗せる。ここで先ほど殺青の時に出た茹で汁を上から注ぎ、空気を完全に遮断させる。甘酸っぱい香りを漂わせながら、10日間から2週間ほどをかけ、じっくりと発酵させる。
5.乾燥
晴天の日を選び、桶から取り出し、筵の上で天日乾燥させる。
完成!
《【 茶の分類 】》
※「非発酵茶とは摘み取った茶葉を出来るだけ早く殺青したお茶のことで、緑茶系のお茶を指す。殺青とは、蒸したり・茹でたり・釜で炒たりと、加熱することにより茶葉の細胞内活性酵素を失活させる工程である。茶の葉は摘み取られた後も根からの栄養や水分補給は途絶えるものの、なお細胞は生きている。そのため、茶葉内の酵素はかなりの長時間活性を維持しており、さまざまな反応が起こる。現在、日本茶のほとんどが蒸すことで殺青を行っているが、地域によって差があり地域茶の特色の元となる。
なお、ここで使用されている”前”、”後”とは、茶葉を加熱する前、加熱した後という意味で使用している。」
 ホット阿波番茶 (味と香りをしっかり楽しみたい方)

香りを楽しむには、沸きたての熱いお湯でじっくり抽出。味と香り、どちらも楽しみましょう。
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沸騰したら一旦火を止め、茶葉をいれます。一人分2g、1Lなら4〜5gくらいが目安。大人の手で一掴みぐらいでしょうか。濃い味が好みの方は、ここで茶葉の量を1.5倍ほどに。
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阿波番茶の味と香りをしっかり抽出させる。1〜2分ほどで火を止めます。少し蒸らしたら出来上がり。
急須で入れる際は、沸騰したお湯を使用し、蒸らしの時間を2〜3分ほどか、それよりも少し多めの時間取っていただくと美味しく頂けます。
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